communication-1472636_640

ソーシャルレンディングで投資先情報の公開や投資先の運用への指図ができないワケ

最近、ソーシャルレンディングという言葉が経済界を賑わせています。

ソーシャルレンディングとは投資家が匿名で
クラウドファンディングの投資会社に貸し付けを行う制度ですが、
少額から貸付ができ利子を受け取れることで、
クラウドファンディングの普及に乗って投資家の間で人気が高まっているものです。

 

クラウドファンディング・・・
従来の投資の概念を変える資金調達の方法として非常に注目を集めていますが、
少額投資家にとってはその事業内容が分かりづらい面もあり、
投資の是非を決定するのが非常に難しい側面がある物でした。

 

また、クラウドファンディングの多くは
事業性よりも人気投票の様な側面があり、
また事業を始める側としても
事業性よりも発案者や主催者の知名度が優先する側面があり、
事業を評価してもらいたい事業家からすると投資を受けにくい状況にありました。

 

そこで、投資会社がクラウドファンディングへの戦略的投資を行うために
起案したのがソーシャルレンディングであり、多くの少額投資家がこれに賛同し、
その人気が高まっているという物です。

ソーシャルレンディングにおいては、通常の投資とは異なる大きなルールがあります。
これは、投資先に投資家の氏名などを一切明かさない覆面投資であるということです。

 

ソーシャルレンディングでは複数の少額投資家から集めた資金を
投資会社がクラウドファンディングで
投資を募集している事業家に投資する仕組みを取っていますが、
一般的な証券会社が行う投資型商品や株式購入、FXなどと大きく異なり、
投資先の情報は一切投資家に公開しないことになっているのです。

 

その理由は、投資を行う方法にあります。

一般的に投資先に投資家の情報を公開する場合には、
その投資を仲介したという扱いになります。

 

投資を仲介する行為は金融取引法上、
金融業の免許を持っていないと行えない行為として定められているのです。

また、投資家の資金を預かって投資を行う場合には貸金業の行為となるため、
いわゆる証券会社や銀行のみが取り行える行為となります。

 

その為、ソーシャルレンディングを行う会社はあくまでも投資家から資金を投資してもらい、
その投資を利用して事業としてクラウドファンディングに投資を行う形となります。

その為、投資家はクラウドファンディングで投資を受ける投資先とは関連性が一切ないため、
投資先に対する情報公開や資金の運用の指示を行う権限が一切ないということになるのです。

Please follow and like us:


関連記事


ソーシャルレンディングRANKING 2016


おすすめ記事